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英会話のリテンションを高める復習の組み立て方

新しい学習法は、最初から長時間続けるより、短く試して相性を見る方が取り入れやすいものです。

「英会話のリテンションを高める復習の組み立て方」に取り組む時は、最初から速さや正確さを求めすぎないことがコツです。できる範囲を残しながら、少しずつ広げていきましょう。

覚えた表現は使う場面と結び付ける

ステップ1 会話直後に残す表現を三つ選ぶ

レッスンや会話を丸ごと復習せず、言えなかった一文、相手が使った一文、次回使いたい一文に分けて残します。選ぶ数を絞ると、復習が記録作業だけで終わりません。

正解と不正解の二つだけで分けず、すぐ出た、迷って出た、出なかったの三段階で印を付けます。迷った項目へ早めに戻ると、全部を同じ回数繰り返さずに済みます。

教材の例が身近でない時は、人物、場所、時刻のどれかを自分の生活に置き換えます。内容を考える負担が減り、覚えた形を会話へ持ち込みやすくなります。

ステップ2 自分の予定や経験に置き換える

教材の例文は主語、場所、時刻を自分の情報へ変えます。I have a meeting at three.のように翌日使える内容へ直せば、意味と使用場面を一緒に思い出せます。

一度忘れた項目は、長く書き写すより、答えを確認してすぐ閉じ、もう一度だけ再現します。その後は間隔を空け、手掛かりなしで戻るかを見ます。

答えが合っていても、出てくるまでに長くかかった部分は復習候補です。正誤だけでは見えない迷いを拾うと、次の練習を増やしすぎずに済みます。

初日は前半の二つまでで十分です。迷いが少なければ、次の練習を一つ足します。時間を延ばすより、同じ手順で終えられる量を探してみてください。

思い出す間隔を空けて記憶を確かめる

ステップ3 翌日は見ずに声に出す

ノートを開く前に前日の三文を口にし、出てこなかった部分だけを確認します。読み返す回数ではなく、手掛かりなしで再現できたかを復習の基準にしてみましょう。

ノートを開く前に数秒考え、出てきた範囲を先に声に出します。すぐ答えを見るより、どこまで自力で取り出せたかが分かり、復習する場所を絞れます。

練習時間は十分単位でなくても構いません。始めるまでの手間を減らし、短い課題を最後まで終える経験を重ねる方が、忙しい日にも続けやすくなります。

ステップ4 数日後は質問への返答で使う

覚えた一文を単独で唱えるだけでなく、その表現が答えになる質問を作ります。聞かれてから言葉を選ぶ練習へ変えると、実際の会話で取り出しやすくなります。

覚えた表現は、自分の予定や経験に合わせて一部を置き換えます。翌日に使いそうな一文へ変えると、意味だけでなく使う場面も一緒に思い出しやすくなります。

数日後に再び取り組む時は、前回の記録を読む前に一度試します。そこで出てきた内容こそ、手掛かりがなくても使えるようになった部分です。

先へ進む日は、前の内容を最初から繰り返さず、短い確認だけで始めます。できた部分は残し、余った時間を新しい課題へ回しましょう。

会話後の記録を次の発話へ戻す

ステップ5 次の会話で一つ試して印を付ける

新しく覚えた表現を全部盛り込まず、一回の会話で一つ使います。自然に出た、考えて出た、出なかったの三段階で印を付け、残す表現を入れ替えます。

休んだ日があっても、最初から全部やり直す必要はありません。前回迷った三つだけを短く確認し、できたところから通常の量へ戻しましょう。

慣れてきたかを見るには、同じ素材を続ける日と、似た難しさの別素材を使う日を分けます。見覚えのある答えに助けられず進めたら、学んだ手順が少しずつ身に付いています。

一通り終えたら、できなかった数より、前回より迷いが減った場所を一つ探します。次回はその少し前を出発点にできます。

一週間ほど空けた後、同じ流れでもう一度試してみてください。途中で見本を見ずに進めた範囲が、身に付いた部分を知る目安になります。

練習量は毎日同じでなくても構いません。忙しい日は一文だけ、時間のある日は少し長めに取り組み、手順だけをそろえておきます。

まとめ

この記事では、「覚えた表現は使う場面と結び付ける」、「思い出す間隔を空けて記憶を確かめる」、「会話後の記録を次の発話へ戻す」という三つの角度から進め方を紹介しました。最初から全部をこなさず、今の課題に近いところを一つ選び、数日試してから量や難しさを調整してみてください。実際の会話で試す機会が少ない方は、英会話スクールのレッスンを練習の場にしてもよいでしょう。